「あざ」には種類があります
「あざ」には、色味として茶あざ、黒あざ、青あざ、赤あざ、形状としては平らなものから表面が盛り上がったものなど、様々な種類があり、生まれつき「あざ」が現れている場合もあれば、加齢とともに生じるものもあります。
このように、種類が多い「あざ」も、出現する原因となる色素はメラニン色素と血中のヘモグロビンの2種類であり、その色素の違いや大きさや深さなどにより「あざ」の呼び方が変わります。
先天的な「あざ」・後天的な「あざ」
「あざ」は生まれついての先天性のものと、日常生活の中で打撲などの原因により皮膚組織下にメラニン色素が集まることでできる後天性のものがあります。
先天性のものとして代表的なのは、赤ちゃんに発生する蒙古斑で治療が可能です。蒙古斑は一般的には3歳~5歳の間に消失しますが消えなかった場合も対処することができます。先天性のものには他に赤あざなどもありますが、メラニン色素の対策を行いながら除去することができるレーザー治療など様々な治療方法があります。
後天性の「あざ」としては打撲が代表的です。小さい頃に運動中などに怪我をしてしまい、青紫色のあざができてしまった経験を持っていませんか? これも適切な治療を施せば消すことができますが、いずれの場合も「あざ」治療には医師による適切な処置が必要です。
こんな方におすすめです。
- 生まれつき「あざ」がある
- 茶色の「あざ」がある
- 黒い「あざ」がある
- 青い「あざ」がある
- 赤い「あざ」がある
- 「あざ」が盛り上がっている
まなべ形成美容外科の「あざ」治療
メスを使用せずに「あざ」やしみを改善
ALEX TriVantage(アレックス トライバンテージ)
最新のQスイッチレーザーを採用
当院のスタックトーニングレーザーはCANDELA社の最新式QスイッチレーザーALEX TriVantageです。QスイッチYAGレーザーの特性を生かし、安全に肌の中に滞留しているシミの原因であるメラニンを少しずつ壊していき、肝斑を治療していきます。メラニン色素等の茶、青、黒色に吸収されるレーザーで、2種類の波長(532nm, 1064nm)が設定できるため、各種の「あざ」はもちろん、肝斑・くすみ・しみ・そばかす・炎症後色素沈着・毛穴の黒ずみにも有効です。
Qスイッチレーザー
Qスイッチレーザーは、日焼けによるしみやそばかすはもとより、真皮内に深く入り込んだメラニン異常が原因で青く見えるアザや茶色のアザも安全に取り除くことができます。
あざの治療法
使用するレーザーは「あざ」の種類によって異なりますが、当院ではそれぞれの「あざ」に適応したレーザーを照射することで、「あざ」周囲の正常な皮膚にダメージを与えることなく、患部の細胞のみを分解除去することが可能です。メスを使わず傷痕が残ることなく、負担が軽い治療法ですので、赤ちゃんからご年配の方まで安心して受けていただくことができます。また、太田母斑、異所性蒙古斑(青あざ)、扁平母斑(茶あざ)、外傷性色素沈着症などはレーザー治療を保険適応で行えますので、お気軽にご相談ください。
Qスイッチレーザー治療の特徴
- メスを使用せず、正常な肌を傷つけることなく「あざ」除去が可能。
- 治療後すぐに洗顔やメイクが可能。
- 照射時に特殊な冷却スプレーで皮膚表面を冷やしながら当てていくため、皮膚へのダメージや痛みが少なく安全。(痛みの感じ方には個人差があります)
あざ治療の流れ
STEP 1. カウンセリング
あざの原因、その状態によっても治療方法が異なりますので、丁寧にカウンセリングを行います。
治療はあざによって1回のレーザー照射でも綺麗にとれるものもありますし、2~3回のレーザー照射が必要なこともあります。他の治療法の併用が必要なこともありますので、まずはカウンセリングでご相談ください。
STEP 2. 施術
小さなものは30秒~1分程度。1回の照射は一瞬で、輪ゴムではじかれたような感覚がある程度です。大きさや深さによって照射する回数が変わります。
STEP 3. 施術後
レーザー照射を受けた部分は、徐々に変色し、カサブタになります。その後、自然に取れて、新しい皮膚が再生されます。
お顔へのレーザー治療の場合、照射直後から洗顔・メイクが可能ですが、あまり強くこするなど刺激を与えることは避けていただき、日焼け止めをしっかり塗ってください。
また、照射前に日焼けをされていると、レーザーがメラニンに過剰反応しやすくなるため、火傷を起こす危険性もでてきますので、当院では、症状や状態を診て適切なご提案をさせていただきます。