しみとはなんでしょう?
身体にメラニン色素が蓄積されると色素沈着となり、この色素沈着のことをしみといいます。しみのできる原因はさまざまですが80パーセントは紫外線によるものと言われています。さらに、紫外線のほかにはホルモンバランスの崩れや睡眠不足、カミソリ負けやにきび痕などの皮膚への刺激、加齢による新陳代謝の低下などもしみの原因です。
人間の皮膚はいくつもの層によって成り立っていますが、基底層という部分にあるメラノサイトが紫外線やホルモンの影響など様々な刺激を受けると皮膚を守ろうとする防御機能が活性化し、メラニンが作り出されます。このメラニンは普通は皮膚のターンオーバーにより排泄されるのですが、日差しを浴び続けたりして生成される量が多すぎると排出しきれず、表皮に溜まってしみとなってしまうのです。
しみのメカニズム
健康な皮膚は紫外線を浴びると、メラノサイトという細胞でメラニンという黒い色素を作り、周囲の組織に送り出します。実は、紫外線から組織を守ろうとする身体の働きであり、メラニンは紫外線を防ぐフィルターの役目を行って、紫外線による細胞の遺伝子破壊を防いでくれるものです。
このメラニンを含む表皮細胞は、新陳代謝により新しく作られた細胞に押し上げられ、剥がれ落ちていきますが、紫外線の影響や皮膚の老化により、メラノサイト"の性質が変わったり・増えたりといった原因で、メラニンが過剰につくられることにより、メラニンの生成と排泄のバランスが崩れます。
そうすると、すべてのメラニンがうまくはがれ落ちる事ができず、1ヶ所にメラニンが集中して塊ができしみとなって残るのです。
しみには代表的な4つの種類があります
- ○老人性色素斑
- 老人性と言われていますが、早い方の場合は20歳代から徐々に顔に表れてきます。このしみは濃い褐色の境界がはっきりとしており、多くの方は40歳以降に顔・手・腕など、紫外線をよく浴びる部分に見られます
- ○脂漏性角化症
- 加齢と共に顔や全身にできます。老化現象のひとつですが、20歳代の若い人にできることもあります。色は淡褐色から黒色まで様々あり、形も平らなものから隆起したものまで色々です。徐々に大きく、数も増えてきます。
- ○炎症性色素沈着
- にきびや傷、虫刺され、化粧品によるかぶれ、やけどやアトピーなど、肌に炎症が起こった後にできる茶色いしみです。色素沈着しておこるしみなので年齢に関係なく発生します。また紫外線を浴びると、さらに濃いしみになることがあります。
- ○雀卵斑(そばかす)
- いわゆる「そばかす」です。 小さく茶色い斑点が目や鼻の周りに左右対称に多数現れます。遺伝的要因も大きく、幼児期頃からあらわれ思春期に濃くなります。
まなべ形成美容外科のしみ治療
メスを使わず、あざやしみを解消!!
Qスイッチレーザー
Qスイッチレーザーは、非常に強力なしみ治療器具として有名です。日焼けによるしみやそばかすはもとより、真皮内に深く入り込んだメラニン異常が原因で青く見えるアザや茶色のアザも安全に取り除くことができます。
また、ファッションとして入れたtatooやアートメイクを消したいという方にも安全かつ確実に施術することができます。非常に深い部位にあるしみは、Qスイッチレーザーでないと取れません。また、太田母斑や扁平母斑もQスイッチレーザーでないと取れないこともあります。
メラニンを破壊してしみ治療
ALEX TriVantage(アレックス トライバンテージ)
QスイッチYAGレーザーの特性を生かし、安全に肌の中に滞留しているしみの原因であるメラニンを少しずつ壊していき、しみ、あざを治療していきます。ALEX TriVantage(アレックス トライバンテージ)は、両頬や額、下顎、鼻の下に左右対称性にできる地図のようにべったりとして見える淡褐色のしみ「肝斑」の治療にも効果的です。
素肌本来の美しさと若さを呼び覚ます
フォトフェイシャル
メラニンにダメージを与えます
フォトフェイシャルは、お顔全体に特殊な光を照射して、しみ、そばかすを取り除くだけでなく、素肌が持つ本来の美しさを呼びさまし、若々しい状態に改善する治療法です。
フォトフェイシャルで使われる“特殊な光”とは、IPL(Intense Pulsed Light)というレーザーとはまったく違う、カメラのフラッシュのようなやさしい光です。この光は、肌のトラブルの原因である沈着したメラニン色素などに反応し、そこだけにダメージを与えます。正常な組織には反応しないため、素肌を傷つけることもなく、お肌への負担がほとんどありません。
肌本来の美しさを呼びさまします
また、従来のレーザー光を使った方法では、肌のトラブルに合わせて対応するレーザーを使い分けていましたが、フォトフェイシャルの光にはさまざまな肌トラブルに有効な波長が含まれていますので、1度に複数の肌トラブルに対応することができます。
フォトフェイシャルの光はお肌の真皮層にも作用して、コラーゲンなど美肌に有効な成分を作り出す線維芽細胞の働きを活性化するので、あなたが本来持っている美しい肌を取り戻すことができます。加齢によるお肌の衰えもみずみずしく若返ります。その効果と安全性は国内外の医学会でも広く認められています。
<当院でのフォトフェイシャル治療の特徴>
ヘッドを560nm、590nm、640nmの3種類用意し、あらゆる肌トラブルに対応できます。
560nm ヘッドの 適応 |
基本治療として使用します。 メラニンおよびヘモグロビン両方での吸収が高いため、茶系、赤系両方に効果的です。 |
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590nm ヘッドの 適応 |
基本治療として使用します。 赤ら顔の方のベ-ス治療として使用します。 560nmヘッドでは取りきれない毛細血管の拡張します。 セカンドパス |
640nm ヘッドの 適応 |
肌色の黒い方のベース治療に対応します。 560nmヘッドでは取りきれない色素沈着・深在性のしみなどに効果があります。 炎症後色素沈着にも対応します。 セカンドパス |
施術ペ-ス
3週間に1回のペ-スで1ク-ル5回が初期治療の目安です。
タイタン、ケミカルピ-リング、ビタミン導入など他の施術と組み合わせることで、より治療効果を向上させることができます。
フォトフェイシャルの症例写真
フォトフェイシャルの治療の流れ
施術ペ-ス
3週間に1回のペ-スで1ク-ル5回が初期治療の目安。 タイタン、ケミカルピ-リング、ビタミン導入など他の施術と組み合わせることでより治療効果を向上させることができます。
施術時間
施術時間は20分程度ですので、時間のない方にもお薦めです。
施術後
フォトフェイシャルは施術が終わってすぐ洗顔や・メイクが可能です。
施術後は紫外線に注意して、UVカット化粧品のご使用をおすすめします。
しみのできにくい美肌をつくる
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、フルーツ酸を使って皮膚表面の角質を除去し、自ら再生する自然治癒の力を生かして、健康なお肌へと導きます。
古くて余分な角質層を除去することで皮膚の新陳代謝がよくなり、うるおいのあるみずみずしいお肌が維持できます。また、毛穴の黒ずみやくすみなどの色素沈着にも効果があります。
ケミカルピーリングの治療で理想的な肌サイクルを取りもどし、しみのできにくい、うるおいのある美肌を目指しましょう。
しみ治療の流れ
STEP 1. カウンセリング
あなたの症状や状態を診て、適切な施術・治療プランをご提案します。
STEP 2. 施術
カウンセリングにもとづいて実際にあなたにあった施術・治療を行います。
STEP 3. 施術後
施術後のカウンセリング、アドバイスをさせていただきます。また、フォトフェイシャルによる施術後はすぐにメイクが可能です。
しみ治療の料金表(税込)
項目 | 内容 | 料金(税込) | 備考 |
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Qスイッチレーザー | 部分的 | ¥880 | 1mmあたり |
フォトフェイシャル | 顔全体 1回 | ¥22,000 | |
頬(鼻含む) 1回 | ¥16,500 | ||
ケミカルピーリング | スキンベースコース | ¥16,500 | 乳酸ピーリング +イオン導入 +超音波導入 |
スキンコース | ¥19,800 | 乳酸ピーリング +イオン導入 +美白パック +超音波導入 |
当院では「しみ」でお悩みの方に「フォトフェイシャル」「Qスイッチレーザー」「ケミカルピーリング」など多くの施術・治療法が行えます。
症状や状態を診て適切なご提案をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。