形成外科傷跡・ケロイド
お肌の悩みとなる傷跡やケロイド。人によっては、コンプレックスだと感じる場合もあります。傷跡やケロイドをきれいにすることによって、お肌もきれいになり、ご自身の自信にもつながるかもしれません。傷跡は目が開かない、口が開かない、関節が伸びないなどの機能的な障害から、整容的な見栄えの問題など、社会的、精神的に大きなコンプレックスを生じることもあります。傷跡の修正手術は形成外科の基本となる手技で、状態によりさまざまな工夫を凝らすことでより目立たない、そして機能的改善を目指した方法をあみ出します。また傷跡の状態によっては、施術より保存的療法の方が良い適応となることがあります。
通常、火傷や切り傷,手術の後などにできる傷跡は、増殖力が旺盛な肉芽組織が欠損した組織を補うように増殖し、線維化しますが(これを瘢痕(はんこん)といいます)、その瘢痕組織が過剰に増殖して、隆起したものをケロイドといいます。また、ケロイドには、外傷によるものだけでなく、特発的に発症する場合もあります。
傷跡・ケロイドの治療法には下記の方法があります。
外見上の赤みや色素沈着が問題となることが多いので、それらの症状に応じた治療を行います。
赤みや色素沈着を防ぐ治療と、皮膚の凹凸に対する治療を行います。保存的治療で効果が出ない場合は、手術により、傷跡を目立たなくさせることが出来ます。また小範囲のくぼみであれば、コラーゲンの注入も有効です。
それほど深くないやけど痕であれば、レーザー治療と局所療法だけでキレイに治すことができます。やけどをした場合、なるべく早い時期に治療を始めることが、良い結果につながります。
「当院では、切り傷跡の線状瘢痕、外傷後の傷跡、手術後のケロイド瘢痕、顔面・胸部・背中などのケロイド性瘢痕、など幅広く対応が可能ですのでご相談ください。